とは

【読み:うるし】

ウルシ科のうるしの木から採れる樹液で、採取したままの生漆から水分を除いて、顔料などの着色剤や油などを加えたものを製漆といい、塗料に使います。
艶やかな光沢を持ち、湿気や酸、アルカリに強いとされますが、乾燥のひどい環境ではひび割れや剥離を起こします。また紫外線によって退色することがあります。表面に傷がつきやすいので取り扱いには注意が必要です。
丈夫で美しいつやを持ち、軽く、熱にも耐えるので、器などにも漆塗りが施されます。また、漆蒔絵にも使われ、高級な加工といえます。

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