サテン・ドリルとは

【読み:さてん・どりる】

ドリルとは、太綾のことです。サテン・ドリルとは朱子織の太綾のことをいいます。無地染めが多く、ワーキングウェア用として使われてきました。最近では、派手な色に染めたり起毛するなどして、カジュアル衣料に多く使われるようになっています。ドリルと同じように20s以下の太い糸や、36/2s以下の双糸が使われ、たて糸よりもやや細いよこ糸を使うことが多くあります。普通の綾織のドリルよりも柔らかくて光沢があり、組織は5枚経朱子です。密度はたて100~120本/インチ、よこ45~65本/インチのものが一般的です。

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