【読み:くれーぷ】
天然のゴム液を酢酸で凝固させたもので、縮みじわのある薄板状ゴムです。主に靴の表底に用いられています。クッション性、履き心地が素晴らしく、接地のショックを充分に吸収します。
表面は波状で重く、油に弱く、熱をもち軟らかくなると劣化がはげしくなります。摩擦も起こりやすく、水が付くと極端にすべりやすくなったりします。
その欠点を改善するために生まれたのが合成クレープとよばれるもので、生ゴムに加硫剤、軟化剤、老化防止剤、顔料などを加えて加熱加圧したものです。カジュアルな靴に用いられます。