浴衣帯とは

【読み:ゆかたおび】

浴衣帯は、浴衣に合わせて用いる帯のことです。主に博多織の半幅帯が代表のようになっていますが、昼の外出用には、八寸帯をお太鼓に結びます。その他角帯、兵児帯なども浴衣帯に含まれます。
博多織の紗献上などは八寸幅=約30.5cmで薄物のきものにも浴衣にも締められます。献上とは博多織特有の浮線織で独鈷野柄の縦縞です。縞だけの博多織はどんな柄の浴衣にも合わせやすいと思われます。花や蝶を図案化したもの、刺子柄などを織ったもの、木綿の型染などの半幅帯は若い人向きです。
浴衣を着る機会は夏に多いので、浴衣帯の素材には綿や麻、化繊などがあり、織り方には夏向きの紗などのものもあります。
好みに合わせて色や柄もうんと楽しんで、涼しげに、そして自分らしくコーディネートするとよいと思われます。

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