地木綿とは

【読み:じもめん】

各地で綿花を栽培して繊維を採取し、これを紡ぎ、手織りで綿布をつくり、主として自家用に用いたものをいいます。工業的な大量生産品が普及する以前に、自給自足の衣生活をしていた農家などは、この「地木綿」をつくって用いていました。また、「地木綿」は、自家用のほかに交易にも用いられ、その地方の特産物として商品化された場合もあります。

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