【読み:いんでぃあん・へっど】
麻のようなざっくりとした風合いで、織目のあらい綿織物です。たて、よこ糸とも20番手よりも太い糸で、特に14番手中心のものが使われ、糸質は太番手でも上質のものが使われます。密度はたて、よこ合計で1インチ間100本ぐらいのやや厚目の平織物ですが、綿のさわやかさが特徴なので夏用の衣服に使われます。その時晒し、無地染め、捺染をします。インディアン・ヘッドというのは商標で、米国のインディアン・ヘッド社が商標権を持っています。夏用の婦人服、子供服、カーテン、テーブルクロス、ジャケット、スポーツシャツなどに多用されます。