狂言装束とは

【読み：きょうげんしょうぞく】

室町時代の世相をあらわしている「狂言」では、装束も写実的で、庶民的傾向が強く、「能」の豪華な貴族的な装束とは対比的です。一般には、簡素な装束を組み合わせて、「狂言」のさまざまな人物類型を巧みに表現しています。また、鬼畜をあらわす以外は、面を用いないのが「狂言」の特徴です。

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