摺衣とは

【読み:すりごろも】

古代に行なわれた白地に草木花鳥の文様の形を山藍や、露草などを利用して摺り込んでつくった衣服のことです。『万葉集』には、「しのぶもじずり」、「花ずり衣」などの歌がみえているくらいで、貴賎、男女の別なく、風流なものとされていました。

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