插頭とは

【読み:かざし】

頭髪、または、冠にさす造花のことで、平安時代より儀式の際の必需品でした。元来は、自然の花をさしたのですが、のちに銀でつくるようになりました。大嘗会のときには、天皇は菊、親王は紅梅、大臣は藤、納言は桜などと規定がありました。その人の官位によっての規定と、儀式や祭礼によって異なっていました。

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