【読み:くげこじつ】
「武家故実」に対する言葉で、「公家故実」とは、「有職」を意味し、「武家故実」とは、一般に「故実」を意味します。「有職」は、最初は、「ものしりや、博学」などを意味しましたが、のちに、「宮中の儀式、典礼に詳しい人」の意となり、先例を重んじる儀式のあり方を研究する必要から、これを「有職」と称しました。平安時代中期以後、「公事」が年中行事化するに及んで、「有職」ということが、重要な役割を果たすことになりました。
【読み:くげこじつ】
「武家故実」に対する言葉で、「公家故実」とは、「有職」を意味し、「武家故実」とは、一般に「故実」を意味します。「有職」は、最初は、「ものしりや、博学」などを意味しましたが、のちに、「宮中の儀式、典礼に詳しい人」の意となり、先例を重んじる儀式のあり方を研究する必要から、これを「有職」と称しました。平安時代中期以後、「公事」が年中行事化するに及んで、「有職」ということが、重要な役割を果たすことになりました。