上刺しとは

【読み:うわざし】

①布帛などに、やや太い撚り糸で碁盤の目のように縦横に刺し縫いすること、またそのように縫ったものをいいます。

②「上刺袋」の略です。

③狩衣、水干、直垂などの袖ぐりや袴の裾、腰板などを刺し縫いした「組み緒」や「丸緒」のことです。これは、布地の補強や装飾、あるいは、活動に際して袖口、裾口を引きつぼめるなどの目的で行われます。

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