【読み：にっと・で・にっと】
一度編んだものをほどき、その糸を用いて再び編んだ生地をいいます。その糸は、最初に編んだときの編あとがついているので、その縮れた状態、すなわち、クリンプを利用して、嵩高の表面変化のある編地をつくります。クリンプを固定するには、ポリエステル糸などを用いて、その熱セット性を利用します。最初に編んだ編地を熱セットすることで、クリンプを固定し、ほどいた糸で新たな編地をつくります。このようにしてクリンプをつけた糸をニット・デ・ニット糸といいます。
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