龍鳳凰文とは

【読み:りゅうほうおうもん】

飛鳥・奈良時代、想像、架空の動物である龍と鳳凰が文様になりました。
ほかに美女の頭を持つ「迦陵頻伽」などがありますが、日本には根付きませんでした。同じく麒麟は実在のキリンとは別物の想像上の瑞獣です。
これら想像の動物は中国思想を体してそれぞれの徳を象徴し、中国でも日本でも吉祥の文様ですが、日本に最も深く根付いたのは第一に龍であり、次いで鳳凰と思われます。吉祥を重ねて最上の瑞祥を表すものとして龍鳳凰文は用いられます。

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