【読み:ぜにがたもん】
器物文様の一種です。「金銭文」ともいいます。中央に四角い穴のある円形を特色とします。「無文銭形文」と「有文銭形文」とがあります。
銭は、中国の道教や仏教において、財宝八宝の一つとされて貴ばれ、「有文銭」には、『永楽通宝』や『寛永通宝』などと嘉字をあてた年号を入れたものが多く、縁起のいいものとして文様化されました。吉祥の文字や文様も用いられます。
男物の浴衣や襦袢や、明治時代の絵絣に織り出されています。江戸時代以降、庶民性の強い、しゃれた感覚の文様となりました。
【読み:ぜにがたもん】
器物文様の一種です。「金銭文」ともいいます。中央に四角い穴のある円形を特色とします。「無文銭形文」と「有文銭形文」とがあります。
銭は、中国の道教や仏教において、財宝八宝の一つとされて貴ばれ、「有文銭」には、『永楽通宝』や『寛永通宝』などと嘉字をあてた年号を入れたものが多く、縁起のいいものとして文様化されました。吉祥の文字や文様も用いられます。
男物の浴衣や襦袢や、明治時代の絵絣に織り出されています。江戸時代以降、庶民性の強い、しゃれた感覚の文様となりました。