酢漿草文とは

【読み:かたばみもん】

カタバミは現代の都会の路地や庭の片隅にも見られる多年草です。地面を這った茎が立ち上がって三小葉の葉をつけ、黄や薄紫の小さな花をつけます。茎や葉にしゅう酸が含まれて酸っぱく、そこからこの感じがあてられました。この酸を利用して、カタバミの葉で鏡を磨き、皮膚病の薬にもされました。
平安時代から文様化され、紋章として旗指物に印され、きものの文様にもなってきました。紋章としては桐紋の次に多種多様で、紋章の場合は「片喰」の文字があてられています。

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