羽文とは

【読み:はねもん】

鳥の羽根は清浄で汚塵に染まらないと考えて、茶道、香道、仏具の箒に使われ、きものの文様にも見られます。いちばん多いのは、吉兆の鳥、孔雀明王として仏を守るとされる孔雀の羽で、その華やかさからもうなずけます。明治以降はことにアールヌーボーの影響から孔雀羽文は愛好され、染に、銘仙柄に、織り帯にと展開されています。

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