【読み:しだもん】
陶磁器、漆器などの工芸品の文様に用いられるほか、古くは鹿のなめし革に羊歯文を白く燻し残した羊歯革文が武具にあしらわれていました。羊歯の一種に忍草があり、今でも軒しのぶとして盛夏に吊るして涼をよぶのがこれです。現代では季節を問わず袷の時季にも、逆に葉形の面白さ、透ける様の涼やかさから単衣にも、写実的にあるいは意匠化して用います。
【読み:しだもん】
陶磁器、漆器などの工芸品の文様に用いられるほか、古くは鹿のなめし革に羊歯文を白く燻し残した羊歯革文が武具にあしらわれていました。羊歯の一種に忍草があり、今でも軒しのぶとして盛夏に吊るして涼をよぶのがこれです。現代では季節を問わず袷の時季にも、逆に葉形の面白さ、透ける様の涼やかさから単衣にも、写実的にあるいは意匠化して用います。