早雲寺文台裂とは

【読み:そううんじぶんだいぎれ】

金、銀の地に撫子などの草花文を蔓唐草にして織りだした緯錦です。神奈川件箱根にある早雲寺で家宝として秘蔵されている器物で、室町時代の古典学者で連歌の第一人者である飯尾宗祇(1421~1502)愛用の文台に用いられている裂を現代風に復元した裂です。文台の装飾は蒔絵が多く用いられており、裂が張られたものは早雲寺文台だけです。

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