扇流し文とは

【読み:おうぎながしもん】

流水に扇を流した様子を文様化したものです。「流水扇文」ともよばれます。室町時代に始まった、白扇に詩歌や書画を書いて川に流す行事にちなんでいます。扇はあおいで風を送る、あおぎからきた言葉です。古来より神が宿ると信じられており、守護的な意味合いがありました。また形状が末広がりで縁起が良いとされ家紋にもなりました。

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