向かい鶴 とは

【読み:むかいづる】

鶴をデザインした文様で、つがいの鶴が向き合うような構図になっています。「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、古来から鶴は亀と並んで長寿の象徴でした。古くから衣服や調度品に多く取り入られた鶴の絵柄は、美しさと瑞祥性から吉祥文様としても広く知られます。二羽の鶴が向き合うデザインは左右で向き合うタイプや、上下で向き合うタイプ、また翼が円を形作るもの、菱形を形作るものなど、様々なバリエーションがあります。

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