三枡文とは

【読み:みますもん】

歌舞伎役者初代市川団十郎が「稲妻文」から考案したもので、その後、一門の定紋としました。大中小の枡を入子にして、上から見た形を文様化したものを「三枡文」といいますが、その「三枡」を散らしたものや、縞の間に「三枡」を配したものなど、いろいろなバリエーションがあります。「枡」は、「増す」に語呂が合い、縁起がよいとされています。「三つ入れ子枡」ともいいます。

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