【読み:たーたん・ちぇっく】
単にタータンといわれたり、本来なら、タータン・プレードというべきですが、日本では、タータン・チェックの呼び名が一般的です。スコットランドで梳毛織物の柄として発達した伝統的な民族柄をいいます。13世紀ごろにスペインで織られていた「チリタナ」という小さな格子柄の織物がルーツであるといわれています。このタータン・チェックには、スコットランドの名家に伝わる固有のがあり、家紋的な意味をなし、それを特に「クランタータン」といいます。この「クランタータン」は、色はもちろん、柄の大きさなどもそれぞれ決められています。