【読み:ろうけち】
現在のろうけつ染めにあたる古代染色方法のひとつです。蝋を防染剤に用いる模様染めで、布地に蝋で文様を描き、染色後、蝋を取り除くものです。飛鳥・奈良時代に中国から伝わったとされ、正倉院に蝋纈が残っています。天平の三纈として、絞り染の纐纈、板締め絞りの夾纈とともにあげられます。 纈とは絞り染め、くくり染めのこと、また絞り染めにした布や革のことです。
【読み:ろうけち】
現在のろうけつ染めにあたる古代染色方法のひとつです。蝋を防染剤に用いる模様染めで、布地に蝋で文様を描き、染色後、蝋を取り除くものです。飛鳥・奈良時代に中国から伝わったとされ、正倉院に蝋纈が残っています。天平の三纈として、絞り染の纐纈、板締め絞りの夾纈とともにあげられます。 纈とは絞り染め、くくり染めのこと、また絞り染めにした布や革のことです。