【読み:しみぬき】
衣服を丸洗いせずに、しみの部分だけをきれいに除きとることをいいます。
しみの種類によってその除去方法は異なりますが、水溶性のしみは水、湯、洗剤液でとります。油性のしみはベンジンなどの有機溶剤でとります。アルカリ性のしみは薄い酸で、酸性のしみは薄いアルカリ液でとります。泥などは乾いてから手でもんだり、ブラシでたたいたりしてとります。また漂白してしみを抜く方法もあります。しみは時間がたつほどとれなくなるので、できるだけ早く処置することが大切です。またしみ抜き後は、しみ抜き剤が残らないよう、水を含ませた綿や刷毛でていねいにたたいておくことが必要です。原因不明のしみやどうしてもとれないしみは、専門業者にまかせたほうがよいです。