嵐絞りとは

【読み:あらししぼり】

絞り染めの一種で、その技法から棒絞り、棒巻き絞りともいいます。直径十九センチ、長さ三メートル六十センチ程の棒に布を斜めに巻き、その上に綿糸や縄をらせん状に巻きつけては、棒の一方に布ごと片寄せる作業を繰り返し、そのままの状態で、染液の中に浸して染めます。乾燥させてから綿糸や縄を解くと、嵐のときの雨のように細い斜めの絞り模様が現れることからこの名前がつきました。主に浴衣地に用いられます。

関連するキーワード

タグ「模様」に関連するワード

タグ「浴衣」に関連するワード

タグ「絞り染め」に関連するワード