鎌紋とは

【読み:かまもん】

鎌は農具の一種で、湾曲した刃もしくは歯があり、引くことにより植物を切断できます。稲刈りに欠かせない道具です。但馬地方では、その年の刈り入れの後、綺麗に磨いた鎌を供養する「鎌祝い」という儀式があり、邪気を払う大事な農具として重要視されていました。
図柄は鎌をそのまま表しており、一つ鎌、入れ違い鎌のほか、複数の鎌で円や方形をかたどった、三つ鎌、四つ鎌角、五つ鎌車、丸の中に鎌を入れた中輪に違い鎌などの種類があります。今福氏、坪内氏、深津氏、森氏、諏訪氏、鎌田氏などがしようしました。また信濃の諏訪神社、戸隠神社が神紋に用いています。

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