釜敷紋とは

【読み:かましきもん】

釜、鍋、鉄瓶などを置く際に下に敷くもののことをいいます。釜置きともいいます。釜敷紋は金輪紋が変形したもので、見た目が花弁状になるように、金輪を組み合わせています。図柄は金輪をそのまま複数組み合わせた、釜敷き梅鉢、釜敷き七曜、七つ金輪釜敷きのほか、丸の中に釜敷を入れた糸輪に釜敷き十曜、畳をモチーフにした畳釜敷き、花をモチーフにした釜敷き桜、釜敷桔梗、雪の結晶をモチーフにした雪形釜敷きなどの種類があります。家紋としての使用家は少ないようです。

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