直違紋とは

【読み:すじかいもん】

直違は柱と柱の間に対角線に入れた斜材のことで、建物が地震、風圧などを受け、変形するのを防ぐ重要な役割をもっています。筋違、また違い棒、二本箸打ち違いとも呼ばれています。直違紋は二本の直線を交差させたX字の紋です。河内氏、松田氏のほか戦国武将の丹羽長秀が使用したことでよく知られています。直違、丹羽直違、六つ組み直違、九字直違、丸に直違、陰丸に直違、丸に組み直違、丸に四つ石に直違、丸に三日月に直違、丸に角の内重ね直違などの種類があります。

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