河骨紋とは

【読み:こうほねもん】

河骨は、睡蓮の仲間で池や川などに自生する多年生の植物です。里芋に似た葉を持ち、春から夏にかけて黄色い花を咲かせます。水中にある根茎は太く長く、白くゴツゴツしており骨のように見えるので河骨と書かれるようになりました。葵紋に似ていますが、支葉脈の出方が違い、河骨紋は葉脈が主脈から平行に出ています。
河骨の葉をそのまま表した、三つ河骨のほか、河骨で丸をかたどった、三つ割り花河骨、割河骨、三つ割り蔓河骨、割河骨、河骨の枝丸、丸の中に河骨をいれた、丸に二葉剣河骨、糸輪に総覗き河骨、他の紋と組み合わせた、河骨に水、河骨桐などの種類があります。藤原氏族の堀江氏などが使用しました。

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