沢瀉紋とは

【読み:おもだかもん】

日本十大紋の一つです。オモダカは池や沢、田んぼなどに自生するクワイに似た水草で、可憐な花を咲かせます。沢瀉は、面高な顔に似ているところから「面目が立つ」に通じる、また葉の形がやじりに似ていることから別名勝ち草と呼ばれ、武士の家紋として用いられ普及しました。王朝時代には貴族の車や武具の文様として用いられたとされています。 図柄はとがった沢瀉の葉に花や水が添えられています。立ち沢瀉,沢瀉に水、抱き沢瀉、長門沢瀉丸の中に沢瀉を入れた、丸に立ち沢瀉、中輪に抱き沢瀉などがあります。毛利氏、土井氏、水野氏など多くの氏族が使用しています。

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