【読み：つばきもん】
椿は、ツバキ科ツバキ属の日本原産の常緑樹です。椿は、花がぽとりと落ちることから不吉とされ、家紋にはあまり使われることはありませんでしたが、華やかで美しいことから、観賞花として愛好され、染織品や陶磁器の装飾にもよく使われました。図柄は椿の花を図案化したもので、花のみを描くもの、花に葉を添えて描くものがあります。椿の花、三つ椿、丸に一つ椿、丸に椿の花、細輪に中陰覗き椿などの種類があります。山脇氏、小沢氏、椿氏などが使用しました。また水天宮の神紋として用いられました。
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