大根紋とは

【読み:だいこんもん】

大根はアブラナ科ダイコン属の野菜です。大きな根を意味する大根(おおね)からだいこんという名称になりました。春の七草のひとつスズシロのことで、邪気払い、無病息災の意味を持っています。漢名で「萊菔」と呼んだことから来福に通じると考えられ、家紋になったと思われます。また象頭人身をもつ仏教の守護神、大聖歓喜天像へのお供え物として選ばれていたこともあり、信仰的意義も持ち合わせていたようです。 図柄は1.2本の大根をそのままあらわしており、真向き大根、大根の丸、変わり大根の丸 、違い大根、向い割り大根などの種類があります。富田氏,本庄氏などが使用しました。

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