【読み:かづのしぼり】
秋田県鹿角地方に伝わる縫い絞りの一つです。鹿角は、10世紀のころから、紫、茜の有名な産地で、古式の「紫根染め」、「茜染め」の簡単な縫い絞りがありました。紫、茜の産出とともに、媒染剤の灰の原木が豊富にあったため、この染め技が残りました。近世は、木綿のみに染めましたが、現在は、絹に染めます。国の重要無形文化財に指定されています。
【読み:かづのしぼり】
秋田県鹿角地方に伝わる縫い絞りの一つです。鹿角は、10世紀のころから、紫、茜の有名な産地で、古式の「紫根染め」、「茜染め」の簡単な縫い絞りがありました。紫、茜の産出とともに、媒染剤の灰の原木が豊富にあったため、この染め技が残りました。近世は、木綿のみに染めましたが、現在は、絹に染めます。国の重要無形文化財に指定されています。