地雪駄とは

【読み:じせった】

江戸でつくられた「雪駄」のことです。貞享(1684~1687)ごろまでは、「穢多(えた)雪駄」のことをいい、真竹の皮の表に馬皮の裏をつけたもので、下品とされました。延享(1744~1747)ごろには、熊の皮の表で尻の反り上がった形につくり、黒い皮緒をすげたものを「地雪踏」とよび、鳶(とび)の者などが用いました。

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