【読み:やぶさめしょうぞく】
平安時代末期におこった『流鏑馬』[=馬を走らせながら、かぶら矢で的を射ること]のときに、武士が用いた装束のことです。頭に「萎烏帽子(なええぼし)」の上から「綾藺笠(あやいがさ)」をかぶり、「水干(すいかん)」か「直垂(ひたたれ)」を着用しました。「鞢(ゆがけ)」、「射籠手(いごて)」をはめ、鹿の毛皮の「行縢(むかばき)」を脚にくくり、「革足袋」、「物射履(ものいぐつ)」を履き、「太刀」と「脇差」を腰につけて、「箙(えびら)」を負い、「弓」を持つ姿のことです。
【読み:やぶさめしょうぞく】
平安時代末期におこった『流鏑馬』[=馬を走らせながら、かぶら矢で的を射ること]のときに、武士が用いた装束のことです。頭に「萎烏帽子(なええぼし)」の上から「綾藺笠(あやいがさ)」をかぶり、「水干(すいかん)」か「直垂(ひたたれ)」を着用しました。「鞢(ゆがけ)」、「射籠手(いごて)」をはめ、鹿の毛皮の「行縢(むかばき)」を脚にくくり、「革足袋」、「物射履(ものいぐつ)」を履き、「太刀」と「脇差」を腰につけて、「箙(えびら)」を負い、「弓」を持つ姿のことです。