【読み:わかいころのきもの】
Q.若い頃に着た、派手になってしまったきものを上手に活用したいのですが。
A.派手になったり、飽きてきたきものは、染め替える方法もありますが、アイディアを生かした仕立て直しをしますと、新しいアイテムとして生まれ変わります。きものは用尺がありますので、さまざまなリフォームが可能です。きものでは派手な柄で着られないものでも、羽織やコートにすればまだ着ることができるものもあります。振袖など、娘時代のものでしたら、子供のきものにしても可愛らしいでしょう。また帯でしたら、派手になった柄も、かえって着姿のアクセントとして生きる場合があります。羽織やコートでも、シミや傷んだ部分を除いても、いろいろな形のものを仕立てることができます。袋物などの小物でしたら小さな布からも作れます。いずれにしても、もとのきものの寸法や状態によりますので悉皆店などに相談してみるとよいでしょう。