茶袱紗とは

【読み:ちゃぶくさ】茶の湯の点前(たてまえ)に使う袱紗(ふくさ)[=茶器をふいたり、茶碗を受けたりするのに使う絹製の布]の一種のことです。亭主が、茶道具をふき清めたり、釜のふたをとるときに使う袱紗で、『使い袱紗』ともいいます。客が、茶碗や茶入などの拝見にも使います。生地は、千利休の弟子である塩瀬宗味によるといわれる塩瀬ものが多く、羽二重、名物裂(ぎれ)なども用いられます。寸法は、縦約27.4cm、横約28.5cmです。
別名・茶帛紗(ちゃぶくさ)とも言う。

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