手入れとは

【読み:ていれ】

Q.きものは普段どのような手入れをすればよいですか?何回くらい着たら洗いに出すものなのでしょうか?

A.きものを脱いだ後は、全体を点検して汚れを確認し、風通しのよいところにしばらく吊るして湿気を取ってからしまいます。シミや汚れを見つけたら早めに専門店に出します。時々は、肌に当たる袖口、衿元はガーゼにたっぷりグロイン(薬局などで入手します)を含ませてさっと拭きましょう。毎日きものを着ているのでなければ頻繁にクリーニングに出すことはありません。全体的に少し汚れてきたときや数年に一度くらい、仕立て上がった状態のまま洗う丸洗い(生洗い、京洗い)に出します。一方、洗い張りとは、きものを解いて布の状態にし、水を通して洗う方法です。仕立て直す費用などもかかりますが、布もシャンとして、型崩れや汚れが取れて新品同様になります。頻繁に着て汚れが目立ち、生地もくたびれたときや、古いものを仕立て直したり染め直すときには洗い張りに出すとよいでしょう。

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