【読み:そうじゅうろうずきん】
筒長の角(すみ)頭巾に二幅の長い錣(しろこ)を左右から後ろにかけてつけたものです。寛延年間(1748~1750)ごろからあり、歌舞伎役者の沢村宗十郎が用いたことからこの名がつきました。材料は、おもに、黒縮緬(ちりめん)で袷(あわせ)仕立てにつくられていました。この頭巾は、京、大坂の武士に用いられ、上流の町人にも用いられました。
【読み:そうじゅうろうずきん】
筒長の角(すみ)頭巾に二幅の長い錣(しろこ)を左右から後ろにかけてつけたものです。寛延年間(1748~1750)ごろからあり、歌舞伎役者の沢村宗十郎が用いたことからこの名がつきました。材料は、おもに、黒縮緬(ちりめん)で袷(あわせ)仕立てにつくられていました。この頭巾は、京、大坂の武士に用いられ、上流の町人にも用いられました。