【読み:しんし】
竹ひごの両端に真鍮(しんちゅう)の針を埋め、両端をそれぞれ織物の耳(横端)に留めて、織り幅の狭まるのを防ぎ、布幅を一定に保つために用いる用具です。布の性質に合わせて、その種類(木綿用、絹用など)も多いです。加工着尺や絵羽模様などのように、張って染色を施すものには欠かせない用具で、蠟描き、色差し、引き染め、刷毛引きなどの染色に用います。戦前は一般家庭での洗張りのときに用いられていました。
【読み:しんし】
竹ひごの両端に真鍮(しんちゅう)の針を埋め、両端をそれぞれ織物の耳(横端)に留めて、織り幅の狭まるのを防ぎ、布幅を一定に保つために用いる用具です。布の性質に合わせて、その種類(木綿用、絹用など)も多いです。加工着尺や絵羽模様などのように、張って染色を施すものには欠かせない用具で、蠟描き、色差し、引き染め、刷毛引きなどの染色に用います。戦前は一般家庭での洗張りのときに用いられていました。