きもの用語大全 Powered by 創美苑 > 用語 > 背守
【読み:せもり】
乳幼児の着物の背中心につける色糸の飾り縫いのことです。古来針目には魔物を寄せ付けない力が宿ると考えられていて、背縫いがない子供の着物には、お守りとして刺繍をして、災厄から守ろうとしました。飾り縫いをする以外にも、お札や小豆などを入れた袋を提げたりもしました。背だて、背守り(せまもり)ともいいます。