【読み:り】
広義には、履き物の一般の総称ですが、狭義には、とくに、絹でつくった履き物をいいます。「履」と同じ意味で用いられる「屨(く)」というのは、革または、麻でつくった「履」のことで、粗末な「くつ」という意味です。日本の『衣服令』に記された「くつ」には、「舃(せき)」、「履」、「靴(か)」、「鞋(かい)」の四種類ありますが、この場合の「履」は、革でつくった革履を意味し、「靴」は、革製の深ぐつ、「鞋」は、麻や絹でつくった絲履、麻履のことでした。
【読み:り】
広義には、履き物の一般の総称ですが、狭義には、とくに、絹でつくった履き物をいいます。「履」と同じ意味で用いられる「屨(く)」というのは、革または、麻でつくった「履」のことで、粗末な「くつ」という意味です。日本の『衣服令』に記された「くつ」には、「舃(せき)」、「履」、「靴(か)」、「鞋(かい)」の四種類ありますが、この場合の「履」は、革でつくった革履を意味し、「靴」は、革製の深ぐつ、「鞋」は、麻や絹でつくった絲履、麻履のことでした。