【読み:ぬのはば】布地の幅とは、織物の経(たて)糸の方向に対する、緯(よこ)糸の方向をいいます。江戸時代、元禄ごろに和服の着尺地の幅が確立しましたが、当時は、「常幅(つねはば)」といい34cmでした。近年、日本人の体格が向上してきたのにともない、現在の着尺地の幅は、一般に「並幅」といい、35〜36cmになりました。また、1920年ごろ、和服用のコート地に洋服地が用いられ、91cmのシングル幅と、182cmのダブル幅が使われるようになりました。
【読み:ぬのはば】布地の幅とは、織物の経(たて)糸の方向に対する、緯(よこ)糸の方向をいいます。江戸時代、元禄ごろに和服の着尺地の幅が確立しましたが、当時は、「常幅(つねはば)」といい34cmでした。近年、日本人の体格が向上してきたのにともない、現在の着尺地の幅は、一般に「並幅」といい、35〜36cmになりました。また、1920年ごろ、和服用のコート地に洋服地が用いられ、91cmのシングル幅と、182cmのダブル幅が使われるようになりました。