握り鋏とは

【読み:にぎりばさみ】和鋏のことで、「糸きり鋏」ともいいます。西洋の鋏が、ねじを中心に、握る部分と刃とが、反対側にある形で、力が入れやすいのに対して、「握り鋏」は、刃に近いところを握り込むので、力が入りにくく、厚い布地を切るのには、かなりの力がいります。そのため、現在は、大きい「握り鋏」はなくなり、「裁ち鋏」は、ほとんどが西洋鋏に代わり、「握り鋏」は、8〜15cmぐらいのものが糸切りや小物切りに用いられています。

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