根掛けとは

【読み:ねがけ】髪の毛を結ぶひもである「元結(もとゆい)」の一種です。女性の髷(まげ)の根に結び飾りました。白や紫の絹ひも、緋縮緬(ひぢりめん)、籐(とう)の皮を細く裂いて編んだもの、金・銀糸、新藁や干し草などが用いられていました。江戸時代末期から明治時代にかけては、金銀の環、珊瑚(さんご)、ガラス玉、べっ甲、真珠などを糸に通してつなげたものが用いられていました。

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