工芸染色とは

【読み:こうげいせんしょく】

機械生産の染色品に対して、美しさを目的とした染め物をいい、伝統的、前衛的、個人作家のもの、さらに、手芸を含める場合もあります。手作業によるものが多く、高級品です。
技法は、手描き、型染め、筒描き、蝋(ろう)染め、木版染め、注染(ちゅうせん)、絞り、手捺染(てなっせん)など種々あります。 友禅、紅型(びんがた)、小紋、中形、唐草、更紗(さらさ)の衣服地や、袋物、幕、布団地のほか、壁掛け、カーテン、間仕切り、暖簾(のれん)などの室内装飾に用いられ、観賞用として屏風(びょうぶ)や額もつくられています。

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