型紙彫りとは

【読み:かたがみほり】

型紙(地紙)に模様を小刀や、はと目などの道具を使って彫ることです。型紙を1~10枚ぐらい重ね、台の上にのせて彫るのがふつうで、小刀を引いて彫る「引彫り」、紙の上に刃を垂直に立てて刻むようにして彫る「突彫り」、半円形の刃物を回して彫る「錐(きり)彫り」、はと目や模様型を当てて打ち抜く「道具彫り」の四種があります。三重県鈴鹿市白子(しろこ)では、この技術が発達していて、ここの彫り師は、国の重要無形文化財に指定されています。

関連するキーワード

タグ「はと目」に関連するワード

タグ「模様」に関連するワード

タグ「錐」に関連するワード