【読み:いほう】
着用者の位階に相当する色の「袍」をいいます。「袍」とは、「うえのきぬ」ともいい、朝服の表衣のことです。その色は、『大宝令』では、一位が「深紫(こきむらさき)」、二位、三位は「浅紫(あさむらさき)」、四位は「深緋(こきあけ)」、五位は「浅緋」、六位は「深緑」、七位は「浅緑」、八位は「深縹(こきはなだ)」、初位が「浅縹」、無位が「黄」でした。後世は、一位から四位までは、「黒」、五位は「蘇芳(すおう)」、六位以下が「縹」となりました。
【読み:いほう】
着用者の位階に相当する色の「袍」をいいます。「袍」とは、「うえのきぬ」ともいい、朝服の表衣のことです。その色は、『大宝令』では、一位が「深紫(こきむらさき)」、二位、三位は「浅紫(あさむらさき)」、四位は「深緋(こきあけ)」、五位は「浅緋」、六位は「深緑」、七位は「浅緑」、八位は「深縹(こきはなだ)」、初位が「浅縹」、無位が「黄」でした。後世は、一位から四位までは、「黒」、五位は「蘇芳(すおう)」、六位以下が「縹」となりました。