放髻とは

【読み:はなちもとどり】

男子の髪型の一つです。冠や烏帽子(えぼし)をかぶらないで、髻(もとどり)[=髪の毛を頭上で束ねたところ]をあらわしたものです。中世の公家社会における下僕に、武家社会では、戦闘中でも兜(かぶと)をかぶらない下級武士にみられる髪型の一つです。応仁の乱(1467~1477)後、このように頭を露出することが一般的となりました。

関連するキーワード

タグ「応仁の乱」に関連するワード

タグ「武家」に関連するワード

タグ「烏帽子」に関連するワード