【読み:ばいまげ】
女性の髪の結い方の一つです。簪(かんざし)を正面上方から髻(もとどり)[=髪の毛を頭上で束ねたところ]の根に向けて斜めに差し、それに髷の髪を巻きつけて、毛先を外にはねた髪型で、その巻きつけた髪筋が巻き貝のようにらせん状であることから、この名がつきました。江戸時代の安永(1772~1780)のころ、おもに京や大坂の芸子や遊女が行い、明治時代には、「賠蝶(ばいちょう)」と称して、町娘もするようになりました。
【読み:ばいまげ】
女性の髪の結い方の一つです。簪(かんざし)を正面上方から髻(もとどり)[=髪の毛を頭上で束ねたところ]の根に向けて斜めに差し、それに髷の髪を巻きつけて、毛先を外にはねた髪型で、その巻きつけた髪筋が巻き貝のようにらせん状であることから、この名がつきました。江戸時代の安永(1772~1780)のころ、おもに京や大坂の芸子や遊女が行い、明治時代には、「賠蝶(ばいちょう)」と称して、町娘もするようになりました。